調布私立幼稚園協会について
調布私立幼稚園協会は、調布市内にある14の幼稚園が集まり、幼稚園で行われている幼児教育の質(保育の質とも言われます)を高めるために連携、活動している組織です。「すべての子どもたちに質の高い教育」をという目標を掲げ、定期的な会議はもちろん、協会独自の研修も行うなど「教育の質の向上」に努めています。
幼稚園は遊びを通した学びの場
ところで、幼稚園とはどのようなものかご存知でしょうか?幼稚園とは文部科学省が管轄する「学校」です。幼稚園教育要領に基づき、幼児期だけでなくその後の人生の土台となる部分を育てるための「教育」を行っています。
幼稚園の学びの中心にあるのは「遊び」です。調布市の各幼稚園では、その「遊び」を深めて多様な学びにつなげるため、日々計画を立て、環境を整えることに力を尽くしています。
目に見えない力「社会情動的スキル(非認知能力)」を育てる
生きていく上で必要な力とは、たとえば想像力や探求力、粘り強さや思いやり、意欲など、目には見えない力(非認知能力)です。この非認知能力が土台となり、小学校以降の学習を通して育つ「認知能力」が育まれていくと考えられています。幼稚園の3年間は、そのためのしっかりとした土台を作る時期なのです。
それぞれに特徴がある調布の幼稚園
調布市内にある14の幼稚園はそれぞれに特徴があり、工夫をこらした独自の教育を行っています。どの園も「遊び」を通した学び、土台づくりのために最善を尽くしていることは変わりませんが、地域環境や人材によって遊び方や仕掛け方に違いがあるのは自然なこと。幼稚園入園に際しては、できれば幼稚園へ足を運び、雰囲気を肌で感じ、お子さんに合った園を選んでいただきたいと考えています。